今、自分のレッスンで、バッハとシューマンを弾いている。
バッハは300年ほど前の作曲家で、教会のオルガン奏者だった。
バッハの曲からは神様がみえる。
シューマンは200年ほど前の作曲家で幻想的。
シューマンの曲からは情景や物語がみえる。
どちらの作曲家の曲も、性格、経験などがよく曲に表れているように思う。
楽譜は「目にみえるもの」
楽譜から調性、音符の上行、下行、度数、和音進行から
なにを言わんとしているのか、ひも解いて音にしていく。
そこに自分の人生なんかも照らしちゃったりして、
曲を弾くことによって励まされることがある!
それが、音楽の「目にはみえない」ものに心が感じるんだと思う。
人とのコミュニケーションも同じって思うようになった。
話している言葉じゃなくって、
その後ろに、「何をいわんとしているか」
「ほんとうはどうしたいのか」
そんな言葉に表れていない想いを
誰かが聴きとってくれたら、とってもうれしいな。
音楽って、もともとは収穫のお祝いや季節のお祭りで、
人と人のコミュニケーションとして生まれた。
今の時代に、200年、300年前の音楽と繋がることのできる幸せ。
目にみえないもの、
言葉にあらわれていないもの、
そこに自然と寄り添えるような心を持っていたい。