大きくなったとき、

楽譜からメッセージが見つけられ、

白黒の楽譜から彩りが感じられる、

そんなふうに育ってほしいな～と思って、

レッスンしています。

 

この間、ブルクミュラーの曲集をしている小学生が、

「お別れ」という曲から、

こんなお話しがイメージ出来ると言う！

「クリスマスの日、大学生カップルの女の子

彼からのプロポーズを期待していたら、

別れを告げられて・・・ガーン！！

なんで？なんで？ていう心の叫びがきこえる♪」

と。

へぇ～～

Ⅴ７の和音はちゃんと「ガーン」という音で弾けて、

くり返すフレーズからは「なんで？なんで？」

と言っているように弾けている。

 

またソナチネをしている子は、

「春、あたたかくなって、

森の動物たちが目をさまし、

運動会がはじまって

ワクワク追いかけあってる！」

と言う。

スケールがほんと追いかけあっているよう。！

 

素敵な感性！！

 

まるで映画をみているように、

私はレッスンを楽しませてもらっている。

 

和音進行から色が、

フレーズから言葉がみえてきている。

フォルテって書いてあるから、大きく弾くのではなく、

大きく弾きたい感情を感じる、読み取れるからフォルテで弾く♪

 

そんな音楽との付き合い方ができるようになると、

心が豊かになるはず。

 

うれしいなぁ～～

 

自分の今の気持ちや日常も、音楽で表現できる

そんな曲に出会っていってくれることが、

楽しみです♪